~インナーチャイルドの癒し~
「インナーチャイルドとは」の項目で「インナーチャイルド」とはどういったものなのかということに触れましたが、さてこのインナーチャイルドを癒すという事が、人生を楽に幸せに生き、そしてあなたらしさを表現して輝かせていくためには、避けて通れません。
傷ついて泣いている子どものこころが、今もあのときのまま泣き続けているわけですから、癒されていないままだとその人は自分の中で「愛」のエネルギーを満たすことができず、常に枯渇している状態なので、外に「愛」のエネルギーを求めて埋めるような言動を無意識のうちにとってしまう形になります。
特にその癒されていないままの人たちが「親」になり「子供」を持った場合、その満たされていない部分をまだか弱い「子供」に埋めてもらおうとする言動に出たり、自分の傷ついた子供の心を自分の子供に「投影」したりするため辛くなったり、虐待された子供が自分の子供にも虐待を繰り返すと言われているように、親から受けた育てられかたを、良くないことだとはわかっていながらも虐待まではいかずとも、そのままやってしまったりします。
「ライトワーカー」や「ヒーラー」「セラピスト」「カウンセラー」等の人を癒す活動をされる方はこの「インナーチャイルド」の癒しは基本の取り組みとされていて、これができていなければ、いくらスキルを身に付けるために取り組んでも、土台が安定しない為に、闇落ちする場合も多く、不安定で危ないとされています。
私は、この「インナーチャイルドの癒し」の取り組みについては、「ヒーラー」や「セラピスト」等の人を癒す職業や立場の人に限らず、子供を育てる立場にある「親」は必ず取り組まなければいけない必須の課題なんじゃないかと感じています。
政府は、少子化に頭を悩ませていますが、こうしたインナーチャイルドケアを進めていかなければ、結婚したいと思う若者はなかなか生まれないでしょうし、結婚して子供が生まれたとしてもシングルマザーやファザーが増えたり、虐待児が増え、ただ単に産めよ増やせよだけでは、また新たな「アダルトチルドレン」を増やすだけになってしまうのではないかと思います。
子供は社会の宝物です。
子供は自分の果たせなかった夢を自分の代わりに果たすための道具ではないし、自分の親としての承認欲求を満たすための道具でもありません。
あなたが、子供の気持ちを理解できるようになるためにも、まず、自分が自分の気持ちを理解し、受け止め、どんな自分でも愛せるようになるトレーニングをしていきましょう。また、「保護者の自己肯定感が低いとその子供も自己肯定感が低くなる」という研究データがあるようです。が、まぁ、スピリチュアルなエネルギーの観点から考えると、それはそうだろうな~・・・とは思います^^;
私は、自分が経験してきたような思いを、自分の子供や、世界中の子供たちにさせたくありません。
一人でも多くの「インナーチャイルド」をありのままの自分自身で輝ける「ワンダーチャイルド」に変えるサポートをすることは、私の幸せであり、願いです。