サロンを始めた理由
数年前、結婚して間もない頃の私は、トントン拍子に進んでいった人生の大きな転換期(結婚、出産)に心がついて行けてなくて、
自分の置かれた状況を受け入れることができずに、もがいていました。
そんな中、出会ったヒーリングやスピリチュアルな世界。もともと沖縄にはユタという巫女に意見を伺いに行ったりする文化があるので、
さほど抵抗もなく、そうした世界のサポートを受けに足を運んだりしていました。
今思えば、本当にあの当時は私の「暗黒子育て時代」でしたね^^;
色んな方々のサポートを受けて、ようやく自分の身が軽くなった今、これまでの私の経験を社会に役立てる時が来たみたいです。
本当に今の時代、子どもを生み育てることは、大変な世の中だと思います。
「きっと私の他にも、私と同じように、一人で子育てを頑張って、苦しんでいるママさん達がきっと居るはず。そんなママさん達がホッとできる場所を提供したい。」
そうした想いが、サロンを立ち上げたいくつかの理由の一番主になった理由です。
最後に、子育てママさんへ向けてのエールを込めて、子育て支援フリーペーパー「のこたべ」に掲載され、大反響だった詩を紹介させていただきます。
「 今日 」 伊藤 比呂美 訳
今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつはだんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが
床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだと思う
人に見られたら
なんていわれるか
ひどいねえ、とか、だらしないとか
今日一日、何をしていたの?とか
わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣き止むまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、
それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた
ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?
今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだって
そしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ
(ニュージー-ランドで伝わる詩。読み人しらず。)