抑圧しても消えない心の傷

現代社会では、感情を表現したり感じたりすることはあまり好ましくないことだと捉えているようなところがあります。(特に怒りや悲しみなどの感情）けれど、そうではありません。

感情のエネルギーは、蓋をして抑圧したまま日常生活を何食わぬ顔をして過ごしていたとしても、消えません。

むしろ、その歳月が長いほど心の奥に積み重なり、積もり積もって行きます。

それをそのまま放置しておけば、いずれは、精神や身体に影響が出て病として目に見える形として現れます。

それを、少しずつ溶かして、抑圧から解放していくことが、ヒーリングやセラピーの役割だと私は捉えています。それらを受ける事で、段々と心の中に押し込んでいた痛みの感情が表面に上ってきて、自分の意識にあがり、認識して感情を感じ切ることで昇華されて行きます。

または、エネルギーヒーリングとかだと、エネルギーの領域で動いて、意識にはあがらずに昇華していったりもします。

もっと、たくさんの生き辛さを感じている人たちがその事に気づいて、自分の心の声をないがしろにすることなく、きちんと自分自身でケアしてあげれるようになればいいなと願うばかりです・・・。

特に、精神や身体に病として症状が現れているならば、特にこの自分の心の声（潜在意識に潜んだ抑圧された感情）に向き合っていく作業が大事です。そうまでして、あなたの魂はあなたに気づいて欲しくてメッセージを送っているのですから・・・。